株式会社ワイ・エス・シー・エス
トピックス

 
用語
●セキュリティホール
 ソフトウェアの設計上のミスなどによる、セキュリティ上の弱点。悪意あるユーザーがこれを利用してコンピュータやシステムに被害を与えることができてしまう。
●スキャン
 ウィルススキャンは、ウィルスに感染していないかどうか調べること。Windows Updateの「更新をスキャンする」は、更新すべきものがあるかどうか調べること。
●アンチウィルスソフト
 ウィルスの感染を調べ修復するソフトのこと。
●HTMLメール
 Webページ作成に使われるHTML言語で作成されたメール。HTMLは自動的に書かれるため作成者はそれと意識せずに作成できてしまう。
 
 
 
 



ウィルスの被害にあわないためにできること [2003/9/19]
●どうやってウィルスに感染する?感染するとどうなる?
●感染しているかどうかチェックできる?
●ウィルスに感染しないために〜その1 最新のソフトに更新する
●ウィルスに感染しないために〜その2 ソフトの設定を変える
●ウィルスに感染しないために〜その3 気をつけること

●ウィルスに感染しないために〜重要
どうやってウィルスに感染する?感染するとどうなる?

感染原因になるものは
 ・メールに添付されたファイル
 ・HTMLを悪用したプログラム
 ・セキュリティホールを悪用したプログラム
などがあります。

インターネットに接続できる環境では、いつでも、誰にでも、ウィルスに感染する可能性があります。 また、インターネットに接続しなくても、外部から持ち込むファイル(フロッピーディスク、CD-ROMなどで)によって感染する場合もあります。

感染した場合の症状は、ウィルスの性質によって違いますが、いつもと何か違う、と感じた場合には、故障かウィルスかの判定は難しいことも多いので、とりあえずウィルススキャンをしましょう。

異常例:パソコンが起動しない、画面に異常がある、パソコンの動きが遅くなる、フリーズが多くなる、勝手に再起動する、勝手にファイルが削除されたり作成される、など。
感染しているかどうかチェックできる?

●アンチウィルスソフトでスキャンする。
●アンチウィルスソフトがない場合、インターネットに接続してスキャンすることもできます。

ウィルスバスターオンラインスキャン(トレンドマイクロ社) 
Security Check ウィルススキャン(シマンテック社)

それぞれの説明に従ってスキャンをして下さい。スキャンを完了するにはコンピュータの性能、容量により30分から1時間(またはそれ以上)時間がかかる場合があります。
ウィルスに感染しないために〜その1 最新のソフトに更新する
●Windows Updateをする ※重要 随時行う
  スタートメニューのWindows UpdateをクリックするとマイクロソフトのWebサイトに接続します。「更新をスキャンする」をクリックし、必要なファイルを更新します。
 重要な更新では、セキュリティホールに対応したソフトがインストールされます。必ず更新しましょう。
 自動でダウンロードが行われる場合もあります。その場合、インストールのメッセージが出てきたらキャンセルせず必ずインストールを実行しましょう。

●Office Update
 Windows Updateのサイトのメニューに「Officeのアップデート」という項目がありますので、クリックして移動します。「アップデートの確認」をクリックし、指示に従います。OfficeのCD-ROMを要求される場合がありますので準備が必要です。
ウィルスに感染しないために〜その2 ソフトの設定を変える

●Outlook Express の設定

 1.メニューの[表示]-[レイアウト]をクリックし、「プレビューウィンドウを表示する」のチェックをはずす

 2.メニューの[ツール]-[オプション]のセキュリティタブを表示します。セキュリティゾーンを「制限付き.....」にします。さらに、「ほかのアプリケーションが私の名前でメールを送信しようとしたら警告する」「ウィルスの可能性のある添付ファイルを保存したり開いたりしない」にチェックをつけます。
※安全なファイルでも開けないことがあります。その場合には一度チェックをはずします。

●Internet Explorer の設定

 1.Windows UpdateでIEを最新のバージョンにする

 2.メニューの[ツール]-[インターネットオプション]のセキュリティタブで、インターネットのゾーンのセキュリティレベルを中以上にする。
 

※以上が全てではありません。特にIEの設定についてはこまかなカスタマイズが必要です。また、セキュリティと便利さ・楽しさは相反する場合も多いので、その点の理解が必要です。(セキュリティを追求すると不便になる。便利さ、楽しさを追求するとセキュリティに不備が出る)

丁寧に解説してあるサイトがありました。
All About Japan 初めてのセキュリティ手順
ウィルスに感染しないために〜その3 気をつけること
●不審なメールは即削除
 知らない差出人からのメールは削除します。添付ファイルつきメールはすぐに開いてはいけません。添付ファイルを相手が送ったことを確認したら保存します。保存したファイルはウィルスチェックをしてから開きましょう。
 不審なメールと間違えないように、件名をわかりやすくしたり、本文に添付ファイルがあることを書き添えるようにしましょう。

●HTML形式のメールに注意
 背景やアニメーションが楽しいHTMLメールですが、HTMLを悪用したウィルスも多く、表示しただけで感染してしまいますので注意が必要です。

 確認方法
 ・新規メール作成画面を開く
 ・メニューの[書式]をクリックする
 ・「リッチテキスト(HTML)」に●印がついていたらそのメールはHTMLメールとして作成されます。

 設定の変更
 1.Outlook Expressを起動する
 2.メニューの[ツール]-[オプション]をクリックする
 3.「送信」タブをクリックする
 4.「送信」項目の中の「受信したメッセージと同じ形式で送信する」のチェックをはずす
 5.「メール送信の形式」で、「テキスト形式」にチェックをつける(これで新規作成のメールはテキスト形式となります)

● インターネットでwebページを見ているだけで感染する場合があります。確実な手だてはありませんが、怪しそうなサイトには近づかないほうが無難です。
ウィルスに感染しないために〜重要
●セキュリティ対策ソフトを導入する
 ウィルス対策とパーソナルファイアウォールを兼ね備えたソフトを導入し、パソコンと個人情報を守りましょう。
 ウィルスソフトはインストール後も定期的な更新が必要です。常に最新のウィルスに対抗するためです。そしてその更新は初年度は料金に含まれていますが、次年度からは更新料をあらためて支払う必要があります。

トレンドマイクロ(ウィルスバスター)
シマンテック(Norton Internet Security)
キャノンシステムソリューションズ(NOD32)
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